25時 (2002・米) 25th Hour

監督  スパイク・リー
出演  エドワード・ノートン、フィリップ・シーモア・ホフマン

オススメ度
 ★★★★☆☆



麻薬のディーラーであるモンティが麻薬取締局に捕まり、出所するまでの25時間を描く。多民族国家であるアメリカの特質を皮肉り、スパイク・リー本人の視点から見たアメリカ社会を描いたヒューマン・ドラマであります。本編では9.11についても述べています。
切なく、そして繊細なお話であり、とても深い作品でした。映像・音楽が独特でカッコ良い!!
出演者陣もエドワード・ノートン、フィリップ・シーモア・ホフマン、バリー・ペッパー等、実力者揃い。特にホフマンとペッパーの親友コンビが良い味を出していたと思います。
ラストは最終的にモンティがどの様な決断を下したのか、よく分からないまま終わってしまったのが少し残念。
物語中で繰り広げられる友情・愛情が胸に響きます。