キャリー (1976・米) Carrie

監督  ブライアン・デ・パルマ
出演  シシー・スペイセク、パイパー・ロイリー

オススメ度
 ★★★★☆☆



スティーヴン・キングの処女作「キャリー」の映画化。哀しい少女の物語でした。
主人公キャリーは本当に不幸な少女。宗教にいかれた母を持ち、同級生にいじめられる日々。そんな環境に育ったせいか、ある日キャリーは不思議な力を手に入れることになる・・・。スティーヴン・キングお得意の『不思議な力』のお話です。
ホラー映画としてはまずまず。全体を通すとホラー的な要素は少なく、どちらかといえばドラマ色の多い作品でした。しかし、古典的ながらもプロムシーンはかなりの迫力。ラストも印象深かったです。
キャリー役のシシー・スペイセクが良い!彼女の鬼気迫る演技で、作品がいくらか引き締まりました。端役ながらもジョン・トラボルタも出演。今と全く変わらない容貌でしたね。
観た後少し切なくなるホラー映画です。